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特集


フェティッシュの火曜日
 
イモバンのイモのかわりを考える

もうなにがなんだか


ミックスナッツの場合


平面!平面!と、スーパーで目を皿のように棚にはわせた結果、これがカゴに入っていた。


どこが平面かというと・・・。
割ってみると平面だらけ!でもピーナツには谷が存在する。

とりあえずカシューナッツを半分にして地ならしをし、削っていく。今回は小さいので、文字の部分を凹部とする。


意外に油分が多く、彫るとにじみ出てくる。
つけにくい。
押しにくい。
わかりますでしょうか?下半分は芽の部分のへこみ。

評:もはや字ではなくなりましたが、形がナッツ型でかわいいと思います。

 

6Pチーズの場合


この時点で真夜中。おなかがすいたので、彫りクズを食べながら作業しています。かわいそうな雰囲気になってきました。自分が。


すでに2個食った。
「?」という感じでたたずむ無垢なプロセスチーズ。

よく考えたらチーズも、溶けます。急いでやろう。

だんだん、「り」が、元からこういう字のような気がしてきた。ゲシュタルト崩壊も始まっているので急ごう。


多少の間違いは、パテを埋めるように直せる。
油分はあるが、チョコよりは墨をはじかない。

評:事前に予想していましたが、一番やりやすい材料でした。筆跡も濃く、形もいい。

 

そして木綿豆腐の場合


あえて最後にとっておいたのは、言うまでもないだろう。その水分。やわらかさ。いまさらながら驚くほどだ。


いちおう水はよく切った。
手でも彫れそうだ。
ギャートルズのフォントみたいだ。
さすがに手に持てないので、墨を筆で乗せる。

紙を上から押して・・・

写真では見えにくいが、びしょびしょだ。
木綿の表面の模様が!

評:危惧とはうらはらに、ふつうにプリントできた。豆腐の大きさに合わせたらやたら字がでかくなりました。もっと難しい字でもいいかもしれません。でもせいぜい「正」くらいでしょうか。

 

印刷なんて身近ではない昔の人にとっては、家にあって手軽に簡単に彫れる材料は「イモ」とか根菜類くらいだったのだろう。食べ物を大事にしそうな昔の人だが、イモバンに関しては何故か不問にしていた。

ハンコを買ったりちゃんと作ったりするよりも、使い終わったら食べちゃえ。それなら邪魔にならないし、一挙両得だ、ということもあるかもしれない。

「土に返るパソコン」「食べられる楊枝」など、環境に配慮した製品が生み出される昨今だが、原点は「イモバン」だ。来年は、各種イモバンだけで年賀状を作って配りたいと思う。

 


食材はこのあと全部食べました、墨が染みこんでたけど。

またプレゼントだよ!



今回彫った「イモ」以外の材料を使って、年賀状を刷りました。原料の疲弊により、3枚しかできませんでしたが、どなたかもらっていただけますでしょうか?

 

→応募はここから
・しめきり:2005年1月28日13:00
・当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます
いろいろなとりが生まれた。


 

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