チャレンジの日曜日
●検証6:よっぱらいが持ってるアレ
「ういー、今帰ったぞー」という感じで家に帰ってくるよっぱらい。セリフをつけるとすでにかなりのマンガ感だが、これは現実にも多々ある光景ではないだろうか。
このケースでマンガならではという部分は、ディティールにあるのだと思う。
今回は手近にあった箱と包装紙で代用したのだが、本来やっぱり中は寿司なのだろうか。ビニール袋全盛の現在、こうしてひもで結わいてくれる店があるのかどうか知りたい
●検証7:鼻ちょうちんを出してみる
マンガでは寝てる人の記号としても用いられているかのような現象・鼻ちょうちん。
確かにわかりやすいが、現実世界で生の鼻ちょうちんというのは見たことがないような気がする。ましてやパチンと弾けた音で目が覚めるなんて、本当にあり得るのだろうか。
鼻ちょうちんを出して寝てる大人。今回はしゃぼん玉液を使い、強引に寝てる人の記号を現実化してみたわけだが、実はこの撮影には結構時間がかかった。しゃぼん液を鼻に塗って膜を作り膨らませるのだが、これが意外と難しい。
やっとのことでうまく膨らんだとしても、つい息を吐きすぎてすぐに割れてしまうのだ。思った以上にはかない鼻ちょうちん。
やってみてわかった鼻ちょうちんのあり得なさ。相当レアな現象だと思われるので、生をじかに見ることは難しそうだ。
●検証8:部屋のすみっこでいじける
マンガの中では、怒られたことでいじけて屋根の上でハーモニカ吹いたりするやつがいるだろう。
いるよな。いますよね。
割と手軽にできるマンガっぽさ。屋根に上るのは危ないし、ハーモニカも持ってない。そういうわけで今回は部屋のすみっこでリコーダーを吹いてみた。
十分にじみ出るマンガっぽさ。ウジウジしてんなあ。
僕の傷ついた心を癒してくれるのはリコーダーの美しい音色だけ。他にもいろいろな形でアレンジもできるだろうし、割と実生活に取り入れやすいマンガシーンだと思う。