全部行ってみたい
両国には、小さな博物館がたくさんある。金庫と鍵の博物館、ライター博物館、両国花火資料館、桐の博物館、足袋資料館など など...。とても一日では回り切れません。
大きいサイズならまかせろ
観光地というわけではないが、有名どころとしてはキングサイズの専門店「ライオン堂」も外せないポイントだ。
ケタ違いに大きな服ばかりが陳列された店内に入ると、まるで自分が小さな人間になったかのような錯覚に陥る。「おおおお」 と感動していると、お店の人に「...なにか?」と不審げに声をかけられた。最近太ってきたとはいえ、やはり純粋な買い物客に は見えなかったか。
「やっぱりお客さんにはお相撲さんが多いんですか?」 「ええ。でも来るのは若い衆ですよ。強くなると自分では来ないで下の人間に頼むんです。そういう世界ですから」
「そうですか。...すみません」となぜか謝りながら、お礼を言ってそそくさと店を出た。
やっぱり相撲の街だった
「相撲以外で、何か面白いもの...」と裏通りへ入ってみるのだが、やはり目につくのは相撲関係のものが多い。どうあがいて も、こちらにその気はなくても、自然に足は相撲部屋へと向いてしまう。(個人的には嬉しかったです)
なんて入口が豪華なマンション!と思って近付くと、 相撲部屋でした。
どうでしょう。少しは両国に行きたくなったでしょうか? 相撲好きはもちろんですが、そうじゃない方でも十分に楽しめる街だと思います。
というわけで、次に私に誘われた人は、どうか相撲観戦に付き合ってください。ちゃんこ、一緒に食べましょうよ。