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特集


ちしきの金曜日
 
養老の滝は居酒屋だけじゃない

意を決して雨の中歩き出したものの、おなかが空いた。リュックサックの中には「すしセット」が入っているのに、食べるところがないのだ。一瞬、立ったまま傘をさして食べようかと思ったがそれはいかにもむなしいので止めておいた。それが「最後の晩餐」になってしまったら、私はきっと成仏できないとも思ったし。

幸いにも、あずまやがあった。中は濡れていないので入って腰を下ろして、念願の「すしセット」を食べる。う、うまいよ。一息ついてちょっと満足しつつ、横を見ると公衆トイレだった。多分、トイレの後のちょっと一息って用途にこのあずまやは使われているのだろう。


このトイレ横あずまやがココロの支え

しかし、よく降る雨だ。昇るにつれて雲が厚くなり、夜みたいな空気。フラッシュをたかないと写真が撮れないが、フラッシュをたいた写真は薄暗さがより一層迫ってくる。


お昼でこの薄暗さ

途中、ロープウェイがあるようだったが、動いていないようだった。


微妙に太股ちらりのイラスト。蛭子さんの作風?

ずどどどどど、雨の音か、滝の音か分からないが、地響きの力強さで水音がきこえる。やっとこさやなと、ちょっとしたカーブを抜けると、目の前に滝壺から続くと濁流があった。



やった、やった!と私は小走りで濡れた坂道を駆け上がる。 そこには確かに養老の滝があった。滝の上部はかすんでおり、たっぷりの水がどどどと滝壺にたまって行く。その水は渦を巻いて先ほどの濁流へつづいてゆく。雨の日の滝はワイルド&ストロングなのだ!


レンズに水が飛んでます。

雨なんだか、滝の水なんだか分からないが、そこら中マイナスイオンが充満している。が、滝の轟音が響くので、癒し効果があるのかはよくわからない。私とカメラはマイナスイオンなんだか、滝しぶきなんだかわからないモノを浴びまくって、大阪からはるばる来た甲斐があったなとかみしめてみた。


ビニール傘で水をよけながら


 

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