旭橋駅〜安里駅 −那覇市の繁華街−
この区間は沖縄随一の繁華街を縦断している。旭橋(あさひばし)駅周辺はホテルやオフィスビルの立ち並ぶビジネス街だ。また旭橋駅はバスターミナルにも隣接していて、ここからバスに乗り換えれば沖縄本島そこらじゅうに行ける。那覇のメインストリート国際通りへ行くには県庁前駅で下車すると便利。泡盛だとかちんすこうだとか黒糖ハイチュウだとか、思いつく沖縄土産はすべてここで手に入る。国際通りを過ぎ、安里(あさと)駅くらいまで来ると下町情緒が漂いはじめる。筆者は個人的にこの辺りが濃くて好きなのですが。
新旧商店が混在する地域
国際通りから安里付近は再開発事業が進められており次々と新しいお店が増えてきている。その一方で昔ながらのヤギ料理店や沖縄そば屋なんかも地域に根強く残っている。場所によって完全に区切られているのではなく、新しいビルの隣に古くからの瓦屋根の商店がひるむことなく営業を続けていたりするのだ。筆者は沖縄のこういう絶妙なバランスが面白いと思う。この辺りはまさに新旧が混在する地域なのだ。
安里駅周辺の下町的な雰囲気が筆者にはなぜか懐かしく感じられた。なんでだろう実家はもっと田舎なのに、とか考えていたのだがよく考えたらあれだ、筆者はちょっと前にこの辺りでアルバイトしていたのだ。だから懐かしく感じたんだ、うんそうだ。
ゆいレールの旅もいよいよ後半戦に突入です。このあと歴史の町首里へと近づきます。