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特集


ひらめきの月曜日
 
いろんなもので納豆を作る

豆以外の納豆

豆腐
大豆つながりでエントリー。
沖縄の「豆腐よう」は豆腐を米麹などで発酵させたものであり、発酵には実績がある食品でもある。

発酵前 発酵後
よく水抜きをしてから発酵体勢に。
発酵後はドロドロに溶けてしまった。しかも明らかにNG系のにおい(何にも形容できないはじめての匂い)がすごい。ちょっと口に含んでみたら苦みが。これはもうだめか?!
熟成後
チーズみたいなんだけど…
結局冷蔵庫で熟成後も腐敗臭は衰えず。ただ、ちょっと口に含んでみたら苦みは消えてチーズのようなまろやかさになっていた。発酵と腐敗の境目をいったりきたりしている印象。

「いや、普通に腐ってますよ、これは」(林)
「食べられるけど、後味がちょっとキツイ」(乙幡)

後日談・それでもお腹は壊しませんでした。

 

チーズ
発酵つながりでエントリー。
既に発酵ずみのチーズが納豆菌の力でさらなる旨みを引き出してみたい。

発酵前 発酵後
「切れてるチーズ」をさらに細かく切った。
発酵後、かなりとろーっとなってる。この「とろー」は納豆菌のネバネバに関係してるのか、それとも熱でとけただけか?
熟成後
生クリーム味
舌触りが変わった! ちょっとヌルっとする。まろやかで生クリームみたいだ。元のチーズと食べ比べるとだいぶ旨みが出ている感じ。これは大成功。

「2日目のショートケーキみたい」(乙幡)
「ようやくちゃんと食べられるものが」(住)

京菜のご主人も興味を!


しめじ
菌つながりでエントリー。
キングオブ菌として 納豆菌の菌とどこまで共鳴するか。

発酵前 発酵後
軽く茹でて使った。
発酵後、 普段のしめじの匂いの500%ぐらいの強力な匂いと納豆の匂いがまじってすごいことに。ええい、と一口試食すると味はマズくない。ダメもとで熟成へ。
熟成後
菌には菌を!
匂いは相変わらず強いが、腐ったような不快さはない。どことなく香ばしいような。本当にそのまま、しめじと納豆のネバネバ部分を混ぜたようなストレートな味。歯触りはコリコリ。

「醤油で食べたい」(乙幡)
「なめこですよね?」(林)

なめこ?

ご飯
もしもご飯を納豆みたいにできたら、ご飯の上に、ご飯をかけて食べることになる。なんか面白い。

発酵前 発酵後
パサパサしてちょっと茶色くなった。匂いにも味にも変化はないような気がする。
熟成後
すっぱい
完全にアンモニア臭が。うまく発酵しなかったらしい。米麹みたいにありがたく発酵できれば良かったのだが…。

「残念ながらごれは腐ったご飯そのもののです」(乙幡)

この酸っぱさには食べ覚えが


アポロチョコ
甘納豆から連想して甘い物もターゲットにすることにした。

発酵前 発酵後
熱でやや溶けただけで、味にもにおいにも変化なし。
熟成後
着床せず
納豆菌は大豆の主にたんぱく質を分解して増殖する。チョコレートにも一応たんぱく質は含まれているのだが、うまく納豆菌が植わらなかった。

納豆菌を植える時にチョコを熱くすれば良かったのかもしれない。(納豆菌は熱くなると発芽する性質があるのだ。これを「ヒートショック」という)あー、チョコが納豆みたいにネバネバしたら絶対おいしいのに!

「チョコそのままです。これなら安心して食べられる」(住)

 

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