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特集


ひらめきの月曜日
 
ビニール傘で調理する

ズバリ、ビニール傘で、卵を茹でたり、イモをふかしたりできるらしい。

傘の全面にアルミを貼って太陽の光を集めるのだ。本当にそんなことできるのだろうか。

太陽はまぶしく、そしてガス代はかさむ毎日。これは試さずにはいられない! やってみました!

(text by 古賀及子


準備した品々
 
傘にアルミ貼る

装置その1、完成

装置その2、ちょっぴり頼りなげ

ソーラーでクッキング

太陽光で調理をすることはソーラークッキングというらしい。そんな調理方法があることすら知らなかった。ましてやビニール傘を使って装置が作れるとは。(今回はこちらのサイトを参考にさせていただきました。)

ビニール傘なんて最近は100円ショップでも売ってるぞ。ウチにもいっぱい余ってる。しかも普通雨の日に使う傘を晴れた日にも使うなんて、お得な気分だ。

 

装置作成

早速、装置を作る。今回は、そのビニール傘タイプのものと、もう一種類、ガス代の周りに立てるようなアルミのついたてで作るソーラークッカー(ソーラークッキングを行う器具をこう呼ぶ。)としてオーソドックスなものも作ってみた。

ビニール傘の方はビニール部分に両面からアルミホイルを張り付ける。意外に簡単だ……。

もう一つの方は、油よけのついたてをそのまま立てて、アルミを敷いた上に魚焼き網を置くだけ。これで調理ができるのだろうか。

不安はあるものの、室内でもすでにアルミが囲っている部分に手をかざすとちょっと暖かい。おおー。これがソーラークッカーの力か。

 

調理するものは、空き缶を黒く塗ってその中に入れ、保温のためにペットボトルで覆う。

空き缶を黒く塗るのは水性ペンがいいらしく、今回実験中、缶に触るたびにベタベタして手が汚れた。炭を扱っても手は黒くなる。手が黒くなるのって、野外料理の宿命なのかもしれない。

ベタベタになったりしながら悪戦苦闘して、ビニール傘の方には卵と卵がかぶるぐらいの水を、ついたての方にはジャガイモをセットした。

まずはベランダにて集熱開始です。

塗って 缶に入れて 取り付け
 

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