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特集


ひらめきの月曜日
 
チャレンジ、写実的!

第2段階へ

手元を見ないで描くと、ともすると途中からとんでもないところにえんぴつを持つ手が飛んでしまったりする。書き忘れがあっても元には戻れない。

今度は同じように、物のイメージに頼って描かないようにしつつも、手元は見て描く。その方法とは、

第2段階・資料を逆さまに置いて描く

ひっくり返して

あ、なるほど、と膝を打つ練習方法。本当に逆さまにして描けるか不安ではあるが。なんでも、人物画を練習するときによく用いられる方法らしい。

それじゃあせっかくだから、人物画も描いてみようか。誰を描こう。有名人の写真とかじゃマズイだろうしなあ。

適当な写真を捜していると、両親の結婚式のアルバムが目にとまった。そこからターゲットを探すことに。これなら大丈夫だろ、肖像権とか。

まさかこんな使われ方するとは

固定のイメージを捨てて描くためには、あまり見知った人物でもいけないだろうという訳で、全く面識のない二人の紳士をチョイスした。

両親の結婚式でスピーチをしてくださった二人だ。感謝をささげつつ、肖像画を描かせていただく。

どちらも、まずはそのまま、次にひっくり返して描いてみた。


モデル 正しい向きで 逆さにして

ど、どうなんでしょうか。自分としてはこれ、格段にうまくなってしまったような気がして正直驚いているのですが……。

実は、始めるまで逆さにして描くのはほとんど無理だとふんでいた。難しくて鉛筆が止まってしまうと思っていたのだ。やってみるとそうでもない。なんだかパズルを解いている気分だ。

続いてショートケーキも。

お!

さっきはどうなることかと思ったが、なんとか軌道修正できた模様。この勢いを保ち、ラストスパート、第3段階へ突入します。

 

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