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特集


ちしきの金曜日
 
サンノゼかぼちゃまつり

サンノゼの熊君がかぼちゃ祭りに行ってきてくれました。にんにくに続いて、また祭りにしにくいテーマで祭りをつぎつぎと行うアメリカ人。

かぼちゃはハロウィンに関係したイベントなのですが、ハロウィン自体が日本人にはいまひとつよくわかりません。

そのあたり、熊君に聞いてみたいと思います。(text/photo by 聞き手 林 雄司)


かぼちゃ渋滞
 
写真
かぼちゃの海に沈むタイタニック
  
タイタニック、裏は滑り台になってます。

パンプキントレインが走り、

パンプキントランポリンがある。

そもそもハロウィンってなに?
 
林:また今回、ネタ満載の写真ですが。
熊:パンプキンフェスティバル(URL)ですね。はやい話がかぼちゃ祭りです

林:にんにく祭りに似た空気が。まずこの渋滞。
熊:超人気で会場にたどり着くまで2時間かかりました。通常は40分ほどなのですが…
林:日本だと地味な野菜のイメージがあるんだけど、かぼちゃってアメリカよく食べるの?
熊:かぼちゃの料理はそんなにアメリカではでてきません。
林:ハロウィン用のって食べないの?
熊:うーーん。食べれなさそうですけどね。挑戦してみますか?
林:いやいや。ぜんぜんわかってないんだけど、ハロウィンでかぼちゃを飾る?
熊:一応魔よけらしいですよ。
林:かぼちゃのほうがこわい。お彼岸っぽいね。
熊:お盆にちょっと似ているかもしれません。いくつか説があるのですけどね。


タイタニックがお出迎え

林:へー。で、タイタニック。
熊:渋滞を抜けたらいきなり見えてきたのがこのタイタニックです。かぼちゃの海に沈んでいます。
林:祭りなのに大惨事。
熊:ちなみにこの裏側は滑り台になっています。
林:たしかに映画の沈むシーンはみんなつるつる滑ってたけど。
熊:例によってやぱりでかいのですけどね。建物の3階近くあるかもしれません。
林:3階。おれもやってみたい。
熊:悲劇なのに遊具になってしまって…

林:かぼちゃの海だけど、一個一個が大きいんだよね。熊君の写真を見るとわかる。
熊:僕の頭なんかより遙かにでかいのですよ!もちろん林さんのより……
林:………かぼちゃ何キロぐらい?
熊:よくわからないのですが、いつも買っている4キロの重さの飲料水より重かったです。

熊:でもかぼちゃによってはみかけはでかくても異様に軽いのがあったりするので見かけにだまされてはいけません。
林:あ、そうなんだ。というか熊君がすでに4リットルの水を買うようになっていることがおどろき。アメリカ人みたーい。
熊:4キロは極めて普通ですよ。荷物に余裕のある時は、10キロくらいある水を買い込んでいます。それよりはこのかぼちゃは軽かったですね。
林:もうすっかり心もアメリカに……。


実は売り物

熊:これだけかぼちゃをたくさん見ているとなんだかうきうきしてきます。
林:祭りだ!って感じだよね。
熊:このかぼちゃトレインもさらに気分を盛り上げてくれます。なんでもかんでもかぼちゃで、かぼちゃトランポリンもあります。
林:かぼちゃトランポリンってこのでっかいかぼちゃ?口から入るやつ?
熊:そうなんですよ。中でぴょんぴょんはねて遊ぶためのものですね。
林:これ使うの年に1回だけだろうになあ。そういえばこの祭りは入場無料?
熊:これは入場無料です。ただみんなここでハロウィン用のかぼちゃを買っていきます。
林:そうなの?
熊:ちなみにこのかぼちゃただ展示してあるのではなく、全部売り物です。
林:滑り台の写真左端でおばさんが座ってるのも?
熊:そうです!
林:ばばあ座るなよ……。日本からつぶやく。
熊:人が座っても壊れないかぼちゃというのもすごいですけど…

 

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