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特集 3月のテーマ:涙



フェティッシュの月曜日
大きな帽子をさがして
後ろのベルトを全開にして

ここまでしかかぶれてない

椎名林檎みたいな帽子も余裕で入らず


服を見はじめる

アメリカ人は頭が大きいはずだ

歩きながら、松井がヤンキーズでいちばん大きな帽子が入らなかったという話題になる。松井は頭が大きいのだ。
「なんか、それだけで応援したくなるよね」
がんばれ松井!頭の大きな日本人代表として。

だが、アメリカでサイズの大きな帽子をたくさん買ってきたという話を聞いたことがある。やっぱりアメリカ人は頭が大きいんじゃないか?急遽アメリカ古着の店に寄ることにする。
「どうする?でもおれらアメリカでもでかい頭だったら。」
「メジャーで通用したら嫌だなあ。」
頭が大きな人ばかりの国、銀河鉄道999が途中で停まる不思議な惑星みたいだ。

メジャーも現実性を帯びてくる

輸入古着屋にも帽子はたくさんあった。
アメリカっぽいキャップがある。サイズ調整のベルトをいちばん広げてかぶってみる

………入らない。

いよいよメジャー入りか?

メッシュの帽子だったので網目のむこうに実際の頭が透けて見える。
ものすごくかぶれていない。
口数も少なくなり、帽子以外の古着をふたりで見はじめる。
「古着をうまく着こなせるようになりたいよねー。」
目のまえの問題を見ないようにしている。

でかい頭ポータル

店を出て雨の中を歩く。そこで話したことは
・頭でかいひとのポータルサイトがあってもいい
・でかい帽子の情報や、頭が大きなことを励ましあう掲示板があるのだ
・「でかい頭ナイト」というイベントをやろう
・そう見えないんだけど頭が大きな女の子がいたらぐっとくる
・着やせするみたいな感じで
・太ってるのはダイエットできるけど頭はできない
・そういえば劇作家は頭の大きな人が多い

少し元気になって、偶然通りかかった帽子屋でXLサイズ以上の帽子があるかきいた。
「ないです」
ないというのはこの店にないのか、この世に存在しないのかと食い下がる。
「存在しないです」
さらに落ち込む。


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