塩売り場でたくさんの種類の天然塩を見ていたら、ときめいてしまった。 塩の専売制度が廃止になって、塩を作ったり輸入したり売ったりするのが去年から自由になったんだそうだ。そのおかげで、塩の種類は増えるばかり。 食べ物なのにマテリアルっぽい。世界中から集まってきて、とれる地域や製塩法によって味が違うとか、ミネラルやら何やらが含まれているとか、色や形が違うとか……天然塩は妙にグっとくる要素満載だ。 で、どう味が違うんだろ? そこできき塩大会を開催することにした。参加者は食のアマチュアばかり。さて結果は? (text by 大塚幸代)