●21本目 大宮
大宮… こんなプリッツの旅でもしない限り 僕の人生において 金輪際来ることもなさそうな所だから せっかくだから途中下車してちょっと観光でもしてみよう。
以上、大宮トピックスでした。 ではまたプリッツを食べて先に進もう。プリッ。
●22本目 土呂
とろ。ロト。トロ。 そこにいた乗客のすべてが 心情を吐露し始めたのは言うまでもない。
●23本目 東大宮
東大宮一番街というのが見えたのだが、 よくて三番くらいのストリートだった。
●24本目 蓮田
そういえば埼玉に入ってからか 電車の発車音がマイナー調に変わったような気がする。 まるでナウシカが青き衣をまといて金色の野に降り立つかのような音になっている。
●25本目 白岡
この街の風景を覚えておいて下さい。
●26本目 新白岡
どうだろう。 先ほどより新しくなっているであろうか。
●27本目 久喜
そういやこの辺って ソロのおじさんがすごく多いような気がする。 車内のあちこちで、バラエティに富んだおじさんが 寝たり本読んだり独り言いったり思い思いにソロ活動している。 だが僕のプリッツ旅行も十分すぎるほどのソロ活動だ。
●28本目 東鷲宮
高貴で仰々しい駅名のわりには 広がるのはきわめてありきたりな風景。 あの一軒家が東鷲宮だというのか。 「名前負け駅名グランプリ」はたまた有力候補の登場だ。
●29本目 栗橋
右前方のおじさんが さっきから一生懸命漫画を読んでいるぞ。 どうやら微妙なバスケ漫画のようだ。 この地域では大人気なのであろうか。
●30本目 古河
なにっ!今度は 左前方のおじさんがおもむろに 車内で酒を飲み始めたではないか!
●31本目 野木
あぁ! 流れ行く緑美しい田園風景を肴に おじさんとうとう缶一杯飲み干してしまった〜!
●32本目 間々田
うっ!飲み終えたおじさん なんかじーっとこっちを見ているぞ! なんだプリッツでもほしいのか!? やばい、目を合わせてはまずい! ここは得意の見てみぬフリだ!
●33本目 小山
あの桜金造氏の小山遊園地がココのことだったのか いまだにその真偽は定かではない。 とりあえず金造の気は一切感じなかった。
●34本目 小金井
たしかにこの辺見渡す限りに田園が広がっているのだが ココで美味しいコシヒカリが精米されているのであろう。 なんとも美味しそうである。 でも僕の主食はごはんじゃない プリッツだ。
●35本目 自治医大
たしかにそこに自治医大はあったのだが、 いくらなんでもあまりにもそのまま過ぎるので 駅名はもうちょっとトンチをきかせてほしいものだ。
●36本目 石橋
しかしこの辺 一駅が長い。 プリッツ旅行者にとっては大きな試練だ。
●37本目 雀宮
スズメもいないし宮もない。 あるのはパーキングのみ。 またしても名前負け。 「宮」系は負けがちである。
お、そして プリッツもいつしか半分終了! やったぜ! ではまた一本 プリッ。