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特集


エキサイティング火曜日
山岡士郎の家を探せ!

上野で見かけた物件 その1


図解:クリックで拡大します

上野で見かけた物件 その2
上野で見かけた物件 その3

違法建築だったのか?

しかし、水周りの整った、山岡さんちは、いったい、どこにあるのだろう。

不動産会社勤務のKさんに聞くと、どうも、申し上げにくいが、くだんの物件は違法建築をかすっているようだ。そんなの特集していいのでしょうか。

以下、Kさんの説明によると、

建築物は、主に「建蔽率(けんぺいりつ)」と「容積率」の2種類の制限に基づき建築されます。

建蔽率:敷地面積に対する建築面積(1階部分の面積)の割合
容積率:敷地面積に対する延床面積(2階以上の面積も合わせた面積)の割合

両者は接する道路(接道義務)の幅もしくは、用途地域によって定められたパーセンテージが異なります。

建築物の建築時には役所の許可を受けなければなりません。条件をクリアしていなければ、許可は下りず、違法建築物となります。

貴殿のおっしゃる、不自然な建物とは、その狭間を揺れるようなものかと思います。実際この世の中には、ダマで違法に増築を行ったりしているものも多いのが実情かと思います。そんなところは当然賃貸には出していないのが普通でしょう。指摘されなければ、分からない建物が多々あるのです。

以上参考になりましたでしょうか。

ところで、何のお仕事されているのですか?

何でしょう。自分でもよくわからなくなってきた。

まあ、うすうす違法のような気はしていたが。賃貸物件ではないとすると、口コミで貸す物件か。しきいがだいぶ高くなってきた。

そういえばEさんも言っていた。

「うちは、ビルが完成してから、建築法に違反していないかチェックを受け、それが通ってからプレハブを建てたのです。表から見れば一目瞭然ですが、なんかまかり通ってます。」


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