謎の内臓トーク
残り3品となったところで登場したのはウルテにホルモン。
ウルテとは牛の食道で、ホルモンは腸の部分にあたる。
もはや味の違いがよくわからなくなり、会話は家族が手術したあとに見せられた盲腸の話へ……。
「妹の手術のあとに盲腸見せられましたよー」
「オレは父親の手術のあとに……」
「なんでアレ銀色のトレイに載ってるのかねえ?」
人間の内臓の話をしながら内臓肉を食べる私たち。ちょっぴりシュールだ。
しかしあの銀のトレイに乗っていたアレもミソ味にして焼いて食べるとおいしいのかもしれない。
ちなみにウルテは豚のナンコツより固く食べにくいが、それがおなかいっぱいのせいなのか、実際にそうなのかはもはや判別つけがたいところであった。ホルモンはやっぱりよく食べられる場所だけあってかなり食べやすい。むにむにとした食感がおいしく感じる。
そして最後の肉!
最後に食べやすいものを残しておこう! ということで食べたのは牛のカシラ。
全員かなりおなかいっぱいになっていたのだが、これはかなりうまい。おいしいというよりは「うまい!」というカンジで、噛むと牛の肉汁がじゅわーっと広がりごはんが食べたくなってくる。最後にこの肉を食べたのは正解だった。
全員おなかいっぱいになったはずだったが……。
〆の1品はコレ
やっぱりシメにユッケビビンバを食べたい! ということでラストオーダー。
コチュジャン(韓国風辛味噌)をたっぷりいれてぐりぐりかき混ぜる。「肉とごはんは別腹!」などと言いながらかきこむ私たちの胃はどう考えてもおかしくなっていた。
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