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ちしきの金曜日
100円

なんですかこの行列は!

そばには献血カーも。宝くじ号。

ガラガラな窓口。4番窓口がない(病院みたい)。

100円で夢を買う

次は銀座。

日本一当たる本数の多いことで有名な売り場、西銀座デパートチャンスセンターで、東京都宝くじを買う。100円で宝くじ買えるなんてすばらしい。

1等は2000万円なので、当たれば20万倍!すごい。

この日はあいにくの雨。宝くじ売り場に近づくと、雨の中なにやらすごい行列ができており、警備員さんたちが手際よく整理している。

なんだ??と思っていると、ドリームジャンボ宝くじを買い求める人の列だった。しかも1番窓口だけにぞろぞろと並んでいる。よく見ると、各窓口には大安吉日と書かれた赤い札が貼ってある。そうか今日は大安だったのか。

大安で1番窓口、しかも日本一大当たりの出やすい売り場。宝くじファンにとっては、絶好の買い日和なのだろう、雨だけど。宝くじがこんなに熱いことになっているとは知らなかった。

わたしも負けじと当てる気まんまんで売り場へ向かう。

当てるぞーーーーーーーーー!!!
(100円で!!!)

1番窓口以外は、うってかわってガラガラだ。

 

 

 


運命の1枚をゲット

こんな招き猫にもすがってみる。

番号にこだわる

なにしろ1枚しか買わないのだから、ふつうに買ってもだめかもしれない。

そこで、最後の一桁の数字を指定して購入できるのか窓口のおばさんに尋ねてみた。するとあっさりだいじょうぶだという返答。なんだか慣れた対応だったので、こんなふうにこだわって買う人って意外と多いのかもしれない。

そこで末尾番号「8」を指定して購入。
末広がりでおめでたい番号であると同時に、わたしがファンだった読売巨人軍・原監督の現役時代の背番号でもある。こうやって買うと、昔好きだった深夜番組「DAISUKI!」みたいで楽しくなる。

わたしの運命が変わる(予定である)1枚の宝くじを手にして、いろんなことを想像してみる。大当たりして換金するとき(飛躍しすぎ)、銀行でどきどきしながら待っているじぶん。ひゃあ!

そして、かねてからの夢だった「東京都渋谷区渋谷」という住所に引っ越すのだ。渋谷のマンションで優雅に暮らすじぶんを想像。うっとり。

100円で夢ふくらむ。



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