ジャパン・ビア・フェスティバル2003
恵比寿ガーデンプレイス内、ガーデンホール3階で「ジャパンビアフェスティバル2003」は開催されていた。
3,600円の入場料で、約80種類の地ビールを何杯でも試飲出来る事になっている。1杯50mlずつの試飲だが、全種類を網羅しようと思えば80杯(計4000ml)は飲まなくてはいけない。1人で4リットルも飲むのは不可能なので、助っ人としてデイリーポータルから2名:林さん(ウェブマスター、月曜日担当)、大塚さん(水曜日担当)、そして萌え萌え業務用ツアーにもご参加いただいた高瀬さん(自炊サイト「原因と結果」主宰)に登場願った。
1人20杯(1,000ml)ずつ飲めば一通り制覇出来る計算だが、それでも1人1リットル。大丈夫だろうか?
まずは入り口でプラスチック製の透明なコップを手渡される。このコップを持ってブースを巡り50mlずつビールを注いでもらう。
住:「なんだか、健康診断のあれみたいですね」
林:「透明で良かったですよ。紙コップだったら……」
ちなみに先着1000名以内だったらガラス製の特製グラスで試飲出来るが、僕たちは先着1000名に入れなかった。
透明コップを手に混雑する会場に入って行く。
会場には50近くのブースが出ており、人気の高いビールには行列が出来ている。
住:「とりあえず端からせめて行きますか?」
林:「そうしましょう」
まず1杯目、僕は「群馬/オゼノユキドケ」。説明用のチラシがオゼノユキドケの「あいうえお」作文になっている。
オ: |
オゼノユキドケ ブラウンバイツェンは |
ゼ: |
ぜん国特約店にて発売中 |
ノ: |
のみごたえのある無ろ過タイプのにごり地ビール |
ユ: |
ゆっくりとご賞味下さいませ |
キ: |
きょうは沢山の地ビールがありますが |
ド: |
どんな種類のビールがお好みでしたか? |
ケ: |
けっこう酔っぱらっちゃったでしょ |
「キ」あたりからイベント全体の話になっているが、無ろ過タイプのにごり地ビールという事は分かった。
一気に飲んでみる。
咽ごしにパンチがあり、普段飲み慣れたビールより味の主張が強い。
「あっ、コシヒカリラガー!」
林さんが新潟/コシヒカリラガーに反応した。
住:「どうですか?お米の味します?」
林:「いや、お米の味はしませんが、濃厚な感じです」
地ビールはそれぞれに個性が強い。
これからそんな濃厚なものを1リットルも試飲しなくてはならない。
本当に大丈夫か?僕たち。
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