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ロマンの木曜日
農水省の食堂で自給率を考える

農水省の方々と一緒にランチタイム

食堂内はほぼ学食の雰囲気。ただ、食べている人たちが学生ではなくて、ネクタイを締めた人たちばかりで、皆さん食事時間が短い。平均10分で席を立ってしまうのが学食と大きく違う所。


混雑する食堂内

勢いで4つも食券を買ってしまった僕は1つの料理を席に置いてはまた取りに行く、という行為を繰り返し周囲から「?」って顔をされる。
1人だけ体育会系の学生のようだ。

テーブルの上に並んだ料理は、
「A定食」=自給率が一番高いから。
「ラーメン」=自給率が一番低い冷やし中華が売り切れていたので、仕方なく普通のラーメンを注文。自給率は9%、やっぱり低い。
「デイリーB定食」=、デイリーポータルZにちなんで。
「チキンカレー」=カレーははずせない。

それ、自給率は何パーセント?

周りの人たちを見るとデイリーB定食を食べている人が多い。自給率は43%とほぼ日本の食料自給率の平均値。5%の冷やし中華が売り切れているし、普段から利用している皆さんはそれほど自給率表記を気にしていない模様。

 

僕の隣ではデイリーB定食を食べながら、稲の品種について話し合っている3人組がいる。
「それはかけはしって品種だな」
「掛け橋?」
「そう、掛け橋。岩手県と沖縄県の掛け橋に、って意味で」

お昼時に稲の品種が話題に登っているのを耳にして、職場が変われば話題も変わる事を痛感。3人組の話題が、稲から東北5号線鉄道の旅に変わっていったのを確認しつつ、
これから4品食べます。


定食並の値段を誇る農水名物「海鮮サラダ」


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