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ヨシダプロ多摩を語る
メガネくんが通うレンタルビデオ

メガネくんがあそぶUFOキャッチャー

ハカセにはモデルが実在した

あれは「メガネのMです」とヨシダさん

レンタルビデオ店を出て店を見上げる。

「この店はメガネケースを模しているんですよ」

うーん、そういえばそんな気も。

「もうメガネケースにしか見えないですよ。あと、ここにとつぜん謎のUFOキャッチャーがあるんですけど。誰がやるのか不思議で。でも中身がときどき入れ替わってるんですよ。きっとメガネ君もやってるでしょうね」

だんだんここがメガネ君の舞台だと思えてきました!

レンタルビデオ店のちかくにドラッグスストアがある。

「ここのドラッグストアの店長がハカセみたいなんです。ハカセのモデルですから。なんかねえ、声がアニメのデブの声みたいなんですよ。ふざけたデブ声。」

ああ、寝言で「もうたべられにゃい」って言うような?

「そうそう。見せたかったんですけど、きょうはいないみたいだなあ」

用もないのに薬屋をうろつく我々だ。

「多摩って誰か有名人いたっけなあ、きたろう、いや、メガネかけてないからだめだ。あ、あれですよ、木根。TMネットワークの木根が住んでますよ。だいたい、TMネットワークのTMってがタイムマシーンのほかに多摩って意味もあるらしいですから。」

というかタイムマシーンなんですか。

「そうらしいですよ」

多摩とメガネを結ぶ符号を目にして、メガネ君の舞台はこの街だと思えるようになってきた。

「マクドナルドの M だって、ここではメガネの M ですよ」
ヨシダさんの口調もなめらかだ。

「4月から大学デビューでコンタクトする人が多いけど、メガネをかけ続けて欲しいですね。メガネかけ続けて、心のメガネもかけ続けて。ブッシュもメガネをかけて現実をよく見てほしいですよ」

ちなみにヨシダさんは駅ですれ違った男性に「あ、ヨシダプロだ!」と声をかけられていた(これは本当)。

メガネから世界も語るヨシダさん。来週からのメガネ君をお楽しみに。

> メガネ伝説メガネ君


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