●イノキ・モーニング
朝、目覚めのBGMはもちろん「炎のファイター/イノキ・ボンバイエ」。モハメド・アリから猪木へ贈られた入場テーマ曲だ。
パジャマから着替える前に、まずはビデオ「猪木語録〜燃える闘魂編〜」を鑑賞する。今日は数有る名言の中から
「やれるのか?本当におまえ……」
〜昭和63年4月22日、藤波、猪木に髪切り直訴〜
当時、藤波辰巳(現・新日本プロレスリング社長)は、猪木の存在を超えられない事への閉息感を抱えていた。その不満がピークに達したS63年4月22日、沖縄県立奥武山体育館の控室で藤波は猪木に牙を剥く。世にいう掟破りの下克上である。
「やらして下さい、やりますよ」
「やれるのか?本当におまえ……」
試合後の控室での緊迫したやりとり。何がやれるのか、良く分らないのだが2人とも興奮して張り手を張ったり張られたり。そ突然藤波はハサミを持ち出し猪木に詰め寄る。凶器攻撃か?
次の瞬間、藤波は自分の前髪を切りはじめる。一見、意味不明な行動とも見えるが、それは藤波のかたい決意表明だったのだ。果たして、藤波は猪木越えを果たす事が出来るのか?
ビデオ鑑賞後は朝食。メニューは猪木推奨の「とうふパン」。材料に豆腐を30%も使用し、全行程36時間かけてじっくりと仕上げられている。
とうふパンの特徴
・イソフラボンが多い
・マグネシウムが多い
・αリノレン酸やリグナンが豊富
・食物繊維が豊富
あまり聞いた事のないような栄養素が名を連ねているが、とにかく体にいいのだ。猪木が日本に持ち込んだタバスコ、スペアリブ、マテ茶に続き日本の食卓のスタンダードとなる日は近い。
マグネシウムの補給も万全に、朝の散歩に出かけましょう。
出かける時には「道険笑歩」の闘魂お守りを忘れずに。
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