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2月のテーマ:愛


ロマンの木曜日
愛の献血ルーム
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愛の献血

何か人々のお役に立てる事は出来ないか?
そういえば、街角でよく「血液が足りません!」って言っている。だったら献血して皆さんのお役に立とうではありませんか。そうだ、献血ルーム、いこう。
僕の善意400mLを受け取って下さい。

(text by 住 正徳


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とりあえずレバーで血をつくる

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念のため鉄分の錠剤も補給

●まずは鉄分を補給して

最近めっきり体力に自信がないので、新宿3丁目の焼肉屋さんでランチを取ってから献血に行く事に。オーダーはもちろんレバー。

「レバ刺しありますか?」
と聞くが、
「まだ肉屋さんが来てないからない!」
と言われてしまい、レバー焼きとカルビ焼きのセットをオーダー。

「何だか昼間っからレバ刺しを要求するのって……」
「場所柄、豪傑になった気分ですね」
平日の昼間、林さんと僕は黙々とレバーを焼く。

カルビ・レバーセットを完食し、念には念を入れネイチャーメイドの「アイアン」を2粒補給する。

これで血を抜かれても大丈夫。

準備万端、焼肉臭い男2人はいざ献血ルームへ。


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血液不足は深刻です

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颯爽と献血ルームに乗り込む

●血液は色々な所で不足している。

新宿駅東口、紀伊国屋の並びに献血ルームはある。
ビルの入り口には「献血お願いします」ガールが立っていて、血液の不足を訴えている。

手書きのポスターに
「A型、埼玉・千葉で大ピンチ」
「AB型、神奈川・千葉で大ピンチ」
「O型、大ピンチ」
「B型、成分献血」
と力強く書かれていて、とにかくどの血液型も大ピンチな事が分る。

これはいけない!一刻も早く献血してピンチを救わなくては。
僕と林さんは2人ともA型で、埼玉・千葉の人々のお役に立てる。

「献血ルームはこの上ですか?」
林さんがお願いガールに聞いている。わざわざ聞かなくても看板を見れば分るのだが、これからいい事をする人間はいつもより社交的に振る舞えるのだ。




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