生まれて初めて1ポンドの重みを知った「ショルダーハム」

編集部から送られてきた大量の加工肉の缶の中で、もっとも存在感を放っていたのがこれ。チューリップというデンマークの会社のものらしく、缶がチューリップのつぼみの形（なのかな）。内容量は454グラムで、調べたらこれは1ポンドということらしい。余りの大きさに、横にiPhoneを置いて撮影してみた。価格もぶっちぎりの900円！

開けてみて気がつくのは、わしたポークなどと比べてゆるいというか、すぐにほぐれてしまいそうな塊感。そして目につく大量の白い脂分。デンマークの冬はきっと長く厳しいのだろう。

食べ比べるのは例によって切ったそのまま、切って焼いたもの、そしてチャーハンの具だ。

焼いてみて気がついたのは、焼き色がつくと飛び抜けてうまそう、ということ。そのまま食べた第一印象はコンビーフっぽい味と柔らかさ。そしてものすごくしょっぱい！これは絶対このまま食べるものではない。

というわけで焼いたものを食べてみると、ものすごく旨味が出ている！でもしょっぱい！きっと、すごく薄く切ったものを軽く焦げ目がつくくらい焼いて、野菜と一緒にパンに挟んで食べたりするのが正解かも。

チャーハンの具としてはしょっぱさが前面に出ている。これでチャーハンを作るときはきっと塩振らなくていいんじゃないかと思う。

購入価格 900円
メーカー：TULIP

（萩原雅紀）

( 2012/05/02 10:00:00 )