この味の違いが分かれば本物「ライトツナ フレーク　まぐろ油漬」

小さい。同メーカーのかつお＆マグロツナ缶に比べてぐっと小さいのがこのマグロだけツナ缶。

高級ということなのだろう。こうした人の手で作られた物において、小さい物は大体高級である。週刊少年ジャンプと違い、ジャンプコミックスが網棚に放置されたりはしない。だが今一瞬反証が思い浮かんだ。お土産で売られているご当地プリッツだ。あのでかさは何なのだ。

もう一度言う。あれはそもそも何なのだ。

かつおに比べて匂いが少なく、味が上品なような気もするが、ツナマヨになってそれが分かるのか。マグロツナマヨのおにぎり食べて「……マグロだな？」と言うやつはいるのか。

そんなこと言うやつはその前に「コシヒカリだな？」と言っているだろうし、もっと言えば大枠の「セブンイレブン？」とも言うだろうしいやむしろ「ここコンビニ？」っていうかそもそも「ここどこ？」ってことになってるだろう。

ピアノマン。そう、数年前に記憶を喪失したピアノマンが話題になったが、ツナ缶の違いが分かるものはそんな超人だけだ。凡人は「全部おんなじ！」とネコ踏んじゃったでも弾いてればいい。

玉ねぎとマヨネーズで和えられてホットサンドになったツナ。うまいなあ。外はカリカリなのに中は具の水分とパンが混じってでとろとろだ。あの違いが分からなかったツナマヨが今、たこ焼きみたいじゃないか。

だったらたこ焼き食べればいいじゃないかと怒った人、それです。こんなことしている場合じゃない。一刻も早く、たこ焼きを食べに行かないと……人生は短い！

購入価格 105円
メーカー：いなば

（大北栄人）

( 2012/05/01 22:00:00 )