いわし界のさわやか若大将「いわし梅しそ風味」

中国では梅は紀元前から酸味料として使われていて、塩と並ぶ最古の調味料といわれているという。「梅味」ってあんまり海外で思いつかないので日本が特別多いのかと思ったけど、考えてみると日本でもむちゃくちゃあるわけじゃないですよね。
ただ梅干しだったり駄菓子のイメージでなんか日本と深い関わりあるイメージが強い。ということでいわしだって梅しそ味がある！原材料見ると「焼酎・昆布」があったりと漬け汁に工夫が感じられます。やっぱ総合的には和の味っすな。

開けるとゴールデンな梅汁に浸かったいわしたち…って「いわしレモン風味」でも同じ表現してますが、酸っぱい味系は同じ色になりがちなんでしょうか。イメージだと梅＝ピンクだったけども。
ただちょいちょい汁に浮かんだ茶色ゾーンが原材料にあった「梅肉ペースト」を思わせます。梅ジャムの色ね。

実食してみると、それほど梅の味がきつい感じではなく、いわしの風味がしっかり残ってるので酸っぱい系苦手な人も味わえる感じ。ほら「辛い」って最初から構えて食えるけど、「酸っぱい」て程度を想像が難しいじゃないですか！これならイケる。
そして風味を濃くしたい人は汁をたっぷりつけて。でも濃くしたところでさわやかさが残るのがさすが梅しそというか。ただ同じいわし缶でもご飯に合うかというと微妙、どちらかというと洋食の方が合いそうだ。
さわやかジャパニーズなんだけど海だ！ヤングだ！日本のスタイルにはこだわらないぜ！みたいなさわやか若大将。そんなヤツです。

購入価格 158円
メーカー：あけぼの

（大坪ケムタ）

( 2012/05/02 17:00:00 )