牛乳を濃縮させた粘状の液体「無糖練乳」

練乳というと、いちご狩りで登場するあの甘い練乳しか思い浮かばないのだが、あれは「加糖練乳」というもので、世の中には「無糖練乳」というものもある。

Wikipediaには「牛乳を濃縮させた粘状の液体」とあった。その通りなんだろうけど、字面としては結構な迫力だ。

ちなみに加糖練乳がコンデンスミルクで、無糖練乳はエバミルクというらしい。

コーヒー用ミルクとして使ったり、スープやソースなど料理にも使うものだそうなのだが、「練乳」で「缶詰」であるからにはやはりやらねばならないことがあるだろう。

そう、ライター玉置さんの伝説のコネタ「コンデンスミルクの缶詰を二時間茹でるとキャラメルクリームになる」である。

早速2時間茹でてみた。缶詰がなべ底をがつがつ打つ音とともに2時間、どうだろう。開けてみよう。

まったくもって、とろーり、である。なめてみると、うん、牛乳を濃縮させた粘状の液体だ。

キャラメルは砂糖の力なしでは作れない！ そりゃそうだ、といえば そりゃそうだ、な結果である！

とりあえず、2時間茹でたエバミルクはそのままタッパーにしまいました。少しずつ料理に、コーヒーにと使っていきたいと思います。


購入価格 196円
メーカー：ネスレ

（古賀及子）

( 2012/04/30 10:00:00 )