写真のブームスラングやパフアダーの他にも、世界最強の毒へビといわれるブラックマンバや毒を相手の顔に吹きかける事ができるクロクビドクフキコブラ、毒の強さなら最強クラスのニューギニアタイパンなど、名だたる毒ヘビ達がクレープやラフォーレなどには目もくれぬ(勝手な想像)毒ヘビマニアによって、原宿の一室で育まれていたのである。
飼い主は逮捕され、当然、これらのヘビは押収となったわけだが、それではこの毒ヘビ達は何処へ行ったのか。
殺傷処分にも国外追放にもならず、群馬県藪塚にある蛇専門の研究施設、日本蛇族学術研究所、またの名をジャパン・スネーク・センターで飼育・展示される運命となったのである。
二度と繰り返されてはならない、痛ましい事件の象徴として。必要以上に過剰な目印と共に。
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