デイリーポータルZロゴ
このサイトについて
東急メディアコミュニケーションズ


クラブ活動
 

毒部
伊藤健史 たった数ミリグラムで幾人もの人間を殺傷できる猛毒を持つ超危険動物から、単に不快なだけの虫まで、我々の周囲では多種多様な有毒生物が生を謳歌している。
そんな妖しく、かっこいい、時に癒される毒の生き物達を紹介する事によって、WEB2.0もソーシャルネットワークも確かに素晴らしいけれども、世の中には「毒」という切り口もあるんじゃないだろうかというささやかなライフスタイル提案ができたらと思う。
それにしてもなんといういかがわしい名の部活動だ。親が見ていなくてほんとうによかった。 (伊藤健史

ヒョウモンダコ

ヒョウモンダコ
こんな写真しかなくてすいません。取り立てに来た若い衆がドアを叩いているイメージです。

フグの毒と同じ、テトロドトキシンを積極的に攻撃に使う、悪魔のようなタコ。
全長12cm程と小さいが、噛み付くと毒液を注入し、致死量は約1.2mg、ひと噛みで7人の人間を麻痺させたり殺せる程の量を出すというから尋常ではない。

そのあまりの攻撃力故、吸盤や墨など、タコが持つ、タコをタコたらしめている防御能力が退化している。動きも鈍く、泳ぎもあまり得意ではないらしい。
ヤドクガエルやミノカサゴ等の猛毒を持つ毒エリート層にありがちな、毒にかまけて身体の鍛錬を怠たるという特徴を、ヒョウモンダコも持っている。

しかし、名古屋港水族館で目にした時に、そんな毒エリートのプライドを逆撫でするようなエントランスが設けられていた事は、彼は知るよしもなかっただろう。

ヒョウモンダコ
完全に縁日スタイル。伸び伸び生を謳歌する彼らの視界の外でたこ焼、いか焼はないだろう。

( 2012/03/24 11:00:00 )



△いちらんへ

 

▲デイリーポータルZトップへ バックナンバーいちらんへ

個人情報保護ポリシー
©TOKYU MEDIA COMMUNICATIONS INC. All Rights Reserved.