アカハライモリ
田んぼの用水路等でのんびりと生きている両生類。どこか眠たげで牧歌的な表情と裏腹に、やたらビビッドで情熱的なオレンジ色の腹を持っている。そのカラーリングを参考にして作られたのが三郷ジャンクションである(嘘)。
その皮膚からはあのフグと同じ猛毒、テトロドトキシンを分泌する。つかんだり触ったりした後に手を洗わずに目をこすると激痛に襲われるので、これからイモリをもてあそぶ予定のある方は注意していただきたい。経験者(私)が言うのだから間違いない。にも関わらず、薬用として黒焼きが売られている事がある。学研の有害生物図鑑「危険・有毒生物」では、ひどい中毒や死亡例はないが、なんせテトロドトキシンなんで「やめたほうがよい」としごくまっとうに提言されている。
( 2012/03/13 11:00:00 )