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友の樹部

26日目 剪定

26日目 剪定

26日目(6/30)

「すくすく」というよりも「手加減なく」という感じで伸び続けるいまにも。天井まで張ったロープもとうに頂上まで達し、ツルの先端は部屋の角にはまって行き場をなくしている。

うちには観葉植物が3本あるのだけど、その経験からいくと、伸びすぎた場合は剪定すればよい。伸びすぎた部分を切ることで養分が全体に行き渡るようになり、他の部分の成長が活性化するのだ。
といってもうちで育てているのはぜんぶ木なので、こういうツルの植物にもそれが有効かどうかはわからない。
わからないけど、「やらずに後悔するよりはやって後悔した方がいい」という言葉もある。調べるのも面倒くさいという怠け心を格言でメッキして、ハサミを手に取った。

天井まで伸び放題のツルを、半分くらいの高さでチョキンと切る。
下の方の葉っぱの脇からは脇芽がでていて、きょう親ツルを切ったことで養分が脇芽にも回るようになり、脇ツルがぐんぐん伸びてくるはずだ。憶測だが。

名探偵コナンに「真実はいつもひとつ!」というキメ台詞があるけれども、しかし憶測は人の数だけある。
剪定のやり方について、この場に3人しかいなかったのに意見が3つに分かれた。
・このくらいでいい(石川)
・葉に養分を取られるのでツルだけじゃなくて葉っぱも切るべき(橋田)
・ツルをどうせ切るならもっと切った方がいい(安藤)

どれも一理あると思うのだが、橋田さん案に対しては葉を切ると光合成ができなくなってしまうこと、安藤さん案に対しては、安藤さんがこのところ毎日肌色が違うといっても過言ではないほど日焼けしており、夏を満喫しすぎている(写真上段右)ことから却下とした。

切ったツルは捨てるのももったいないので、適当に鉢に刺しておいた。観葉植物だとこれが挿し木になり、根が出て再び伸び始めるのだ。
挿しツルとか聞いたことないけどな。

挿し木といえば暫定友の樹だ。いまのところあまり変化がないが、若干だが葉が盛り上がってきたような気がする。根元を掘ってみると、短いが根が出ていた。こちらも順調にそだってくれそうだ。 ( 2010/07/02 20:37:00 )




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