18日目(6/22)
支柱を立てた。
いまにものツルがどんどん伸びて、その先端をくるくる回しながら、捕まれる物を探していたのだ。一日に何度か見る度にツルの角度が変わっていて、植物って意外と動いているんだな、と思う。それはカウボーイの投げ縄のようだ、といえば力強くもあるけれども、どちらかといえば、「溺れる者は藁をも掴む」ということわざを連想させるような趣だった。いままさに、藁を探しているところだ。
見かねて家から支柱を持ってきた。去年、妻が朝顔を育てるのに使っていたやつだ。
支柱は出社してすぐに無造作に土に突き差しておいたのだが、2時間くらいあとに見たらもうツルが巻き付き始めていた(写真左)。午後を過ぎることには二巻きくらい巻いており、先端が支柱の上からはみ出ていた(写真右)。いまにもの元気がいいのは喜ばしいことだが、この支柱、こんごを考えると明らかに長さが足りない。こんごといっても1年後、2年後みたいな話ではない。中部アフリカに位置する共和制国家、コンゴ民主共和国のことだ。コンゴ民主共和国はアフリカ大陸中央部のコンゴ川流域に広がり、スーダン、アルジェリアに続いてアフリカ大陸で第3位の面積を擁する。世界全体でも第12位の面積をもつ広大な国家であり、1997年に現在の国名に改められたが、それまでの国名のザイールとしてよく知られる。気候は熱帯性気候。
…違う。コンゴの話じゃない。なんの話だったか忘れてると思うので少し前から話し直そう。いまにもの鉢に支柱を立てたのだが、こんごのことを考えると明らかに長さが足りないのだ。こんごといっても1年後、2年後みたいな話ではなくて、東大寺南大門のものが有名な、金剛力士像のことだ。開口の阿形像と、口を結んだ吽形像の2体を一対として、寺院の表門などに安置することが多い。
…違う。金剛力士の話じゃない。だからちょっと戻ってやりなおすと、こんごといっても1年後、2年後みたいな話ではなくて、(ここから本題)今日とか明後日とかそういうスパンでの今後だ。支柱は近々交換することにしよう。(本題おわり)
(コンゴ民主共和国について、金剛力士についてはwikipediaより引用、一部改変) ( 2010/06/24 14:29:00 )
|