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バーと股割り

バーと股割り
今週から東京はまた寒い

いつだったか仕事で東京にあるバーを何件もまわったことがあった。僕はその時まであまりバーに行ったことがなく、いろいろなことにカルチャーショックを受けずにはいられなかった。まずチャージと言うものがあるのだ。僕がよく行く「和民」や「笑笑」にはそんなものはなかった。また、カクテル一杯が1000円以上が当たり前だったり、ドレスコードと言うものもあり、僕の普段の格好では門前払いされることなどバーには僕の知らない世界が広がっていた。

もちろん僕が行ったすべてのバーの雰囲気は申し分なく、バーテンダーはみな驚くほど紳士で、その後ろに並ぶ今まで聞いたことも見たこともないような酒瓶はとてもカッコよく見えた。バーはすべてにおいてオシャレとしかいいようがない場所で僕には少し高嶺の花のように思えた。

この仕事からしばらくして、知人の女性と話していたら、お酒の話になった。お酒は好きかとか強い、弱いとかそんな話だ。僕は別段強くもなければ弱くもないのだけれど、彼女は弱いのだと言う。

どれくらい弱いのか聞くと彼女は「カクテル1、2杯で酔ってしまう」と言った。僕は驚いた。今まで僕とお酒の話をしてきた人は「ビール1杯で酔う」とか「ウーロンハイ10杯!」とか「日本酒を飲むと記憶が飛んで楽しい」とかそんな人たちばかりだった。「カクテル」で自分のお酒の強さを表現した人はいなかったのだ。僕は彼女はバーだと思った。

だから、その次の瞬間から今まで以上に彼女がオシャレな人に見えてしまい、飲みに誘うことはできなかった。僕が行くのは大体「和民」でどんなに頑張っても「坐・和民」で彼女とは不釣合いだ。それに僕はバーには行けないのだ。ドレスコードに引っかかってしまいそもそもバーに入れないのだから。

さて、股割りだけれどこちらも頑張っている。間違いなく来年の今頃は割れていると思う。いや、もっと早く割らなければと思い、本日も股割りに励んだ。 ( 2010/02/04 21:00:00 )




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