寝るのが好きだ。一人暮らしの一番の利点は、誰にも邪魔されず好きなだけ寝ることができる点だと思う。人間の三大欲求は「食欲」「性欲」「睡眠欲」だけれど、僕のプライオリティーでもっとも高いのは「睡眠欲」だ。
日付が変わる頃に布団に入り、休日ともなれば夕方まで寝続ける。たまにトイレなどに目が覚めるが、また目を閉じれば深い眠りに落ちることができる。これは僕の特技と言ってもいいかもしれない。
昼寝も最高だ。昼間から布団に入り、文庫本の小説でも読んでいたら、だんだんとウトウトして、気がつけば日が暮れている。去年の年末休みのある日、こんな感じで寝て、起きて時計を見たら寝る前より時計の針が約10分戻っていたことがあった。約一日寝続けたのだ。
「休日を寝て過ごすなんてもったいない」と言う人がいるけれど、この気持ちも分からなくはない。しかし、僕は布団の誘惑に勝てない。温かい布団でカーテンの間から射す光で目を覚まし、「朝か…」と思いつつ、また目をつぶる。次に目を開けたときは夕暮れだ。僕はこれを最高の幸せだと感じる。
いつだったか、知人の女性に「オレ寝るのが好きで、一日何回でも寝れる」と話したら、いぶかしげな表情をしていた。うん、このとき君に言った「寝る」は先に書いた「寝る」とは違う不純な意味の「寝る」だった。よく気がついたね。ゴメン。
さて、股割りだけれど、180度開脚できたら、寝る以上の幸せを感じることができるはずだ。そんな幸せに向かって、本日も股割りに励んだ。 ( 2009/12/18 21:00:00 )
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