家の近くにドラッグストアがある。 そこは薬以外にも食料品や日用品が売られている。僕はそこでカップラーメンなどのインスタントのものをよく買う。体に悪いと思いつつ手間がかからないのでそういう物ばかりを買ってしまう。
そのドラッグストアには、たまにメガネをかけた綺麗な女性がレジをしている。その女性がいる時だけは、僕は野菜ジュースを買うし、欲しくもない安いサプリを買ったりもする。見栄だ。「しっかり者です」というアピールをしてしまうのだ。
人間はそういうもので、先に書いたように相手によって対応が変わってくるのだと思う。病院に行った時も看護士さんが女性だと「たいしたことないんですけどね」と1カ月も微熱と咳が出続けているのにタフさをアピールしてしまう。献血も若い女性が針を刺してくれたら400と言わず500でも600でも取って下さい、と気前がよいところをアピールしたくなる。相手によって人は変わるのだ。見栄をはってしまうのだ。
さて股割りだけれども、もしかすると誰かが見守ってくれていれば案外簡単に割れるのではないかと思う。僕は見栄をはって、ムリしてでも股割れるんですをアピールしたくなるはずなのだ。とは言うもののそんな人はおらず、本日もひとり、寂しくないもんと見栄をはって股割りに励んだ。 ( 2009/10/29 21:00:00 )
|