こんにちは。水分部です。
今日取り上げる食材はにんじんです。
きゅうり、トマト、レタス、大根、ピーマンまではみずみずしいイメージの野菜、にんじんを境にみずみずしいというよりも、ほっこり、というイメージに変わる気がします。ちなみににんじんよりこっち側に位置する野菜としてはかぼちゃ、ごぼう、芋類でしょうか。
みずみずしさ=感覚的な水分量で野菜を分けたとき、にんじんにはその境界を感じるんです。
そんなにんじんの水分率です。どん。
野菜類/(にんじん類)/にんじん/根、皮つき、生 水分率 89.5% 野菜類/(にんじん類)/にんじん/根、皮むき、生 水分率 89.6%
おお。なんだかんだいって多いんですね。やっぱり野菜はあなどれません。
そして皮つきと皮むきでは、皮つきのほうが0.1%水分が少ないことが分かりました。確かに皮よりも中身のほうがグッと水分が多そうなイメージ。わずか0.1%の差は少ないようにも思えます。
にんじんの皮といえば、にんじんは皮と中身の色が同じだけに皮をむいているという充実感がないのがいつも気になります。作業をしていてものれんに腕押しという気分。ただ、品種改良でオレンジ色じゃない皮付きのにんじんが開発されても……想像してみてください……ただ困りそうです。
明日はどうしましょう。さきほど、みずみずしさの対岸にある水分の向こう側の野菜として上げたかぼちゃ、ごぼう、芋類を一気にみていきましょうか。やっぱり水分は少ないのか、それとも。どうぞお楽しみに。
なお、ご紹介したすべての水分率は「食品成分データベース」で検索した結果です。 明日も、スイブーンブーンブーン! ( 2007/01/23 12:00:00 )
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