こんにちは。水分部です。
今日のテーマはガムです。昨日冒頭で脱線してしまったので今日はさくさくいきましょう。ガムの水分、どん。
菓子類/板ガム 水分率 3.1%
ガム・水分と連想すると、頭に浮かぶのは唾液なわけですが、唾液以前にガムにも水分は含まれているんですね。がんばってるなあ、水分。
ちなみに食品成分表のガムの項では水分以外にも興味深い数字を発見しました。廃棄率です。
廃棄率というのは食品中で食べることのできない部分のこと。野菜や果物の皮とか魚の骨なんかの率を表します。味がなくなったガムもこの「廃棄」の部分にあたるわけですね。食品成分表の中では皮や骨とガムのゴミも同じ扱いなんですね。なにか厳しい世界を感じます。
表によるとガムの廃棄率は20%。意外にも80%が「味」であり食べずに出すというイメージのガムの80%を人は食べているわけです。昨日はガムのことを“食べ物というより噛み物?”なんて書いてしまいましたが立派な食べ物ですよ。ガム。すまんあやまる。
おっと、今日はすっかり廃棄率部になってしまいましたね。略して廃部。
明日はまたずずっと水分の世界に浸っていきましょう。テーマは茶葉なんかどうでしょう。お湯(水分)で出すことによってその使命を全うする茶葉にもともとある水分とはどれほどのものか。お楽しみに。
なお、ご紹介したすべての水分率は「食品成分データベース」で検索した結果です。 明日も、スイブーンブーンブーン! ( 2007/01/18 21:00:00 )
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