今日の夜は名古屋から送ってもらった味噌煮込みうどんを食べようと思っていました。朝から決めていたのに、昼に肉うどんを食べてしまったんです。うっかりしてました。夜もうどんかあと思うとしょんぼりしますよね。しかも、肉うどんには卵が落としてあったんですよ。普段だったら嬉しいですが、味噌煮込みうどんにも卵を入れようと思っていたので“卵は1日1個まで”という迷信を信じている私には倍ショックでした。みなさんも、昼ごはんと夜ごはんがバッティングしてませんか？　こんにちは。水分部です。


この事件は、大森のイトーヨーカドーのフードコートで起きていたのですが、そんなイトーヨーカドーの1Fのかなり大きなスペースで焼き芋が売られていました。


そういったわけで今日のテーマはそのサツマイモも及び干し芋です。うどんの話は全く関係なく恐縮です。


干し芋はサツマイモを蒸して干したもの。つまり、製作の過程で水分を抜いているわけですね。どれぐらいの水分が抜けると芋は干し芋になるのか。はらはら。まずは、生の状態のサツマイモから見ていくことにしましょう。どん。


いも及びでん粉類/さつまいも/塊根、生 水分率 66.1%


ははあ。芋も半分以上は水分なんですね。では、続いて蒸してみましょうか。はい。


いも及びでん粉類/さつまいも/塊根、蒸し 水分率 66.4%


おおっと、微増です。蒸すという工程は調理に水を使うわけですから、それで増えるのかもしれません。ではここから干してじっくり水分を飛ばしていきますよ。だいたい天日で3日〜5日（できあがりの固さ目標にもよります）干しましょう。よいしょ。


いも及びでん粉類/さつまいも/蒸し切干 水分率 22.2%


水分が約3分の1になったところでサツマイモは干し芋になりましたとさ。めでたし、めでたし。
それにしても、5日干して飛ぶ水分が44.2%とは。思いのほか水分とは飛ばないものなんですね。洗濯物が乾くのとは訳が違うようです。さすが食べ物。すごいぞ。


食べ物を持ち上げたところで、明日はそれって果たして食べ物なんだろうかというものを取り上げることにしましょう。ガムです。ガムも食べ物なんでしょうか。噛み物？　惑わすガムも微量ながら水分を含んでいました。お楽しみに。


なお、ご紹介したすべての水分率は「食品成分データベース」で検索した結果です。
明日も、スイブーンブーンブーン！ ( 2007/01/17 14:00:00 )