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コラボ企画
 
通り抜けたいスキマセレクション

谷根千のスキマ

京都でたくさんいいスキマを見つけて気を良くし、東京でもまだほかにもいいスキマがあるかもしれないと思ってやってきたのが、千駄木。いわゆる、谷根千(谷中、根津、千駄木)といわれる、下町情緒が残るエリアである。


いいスキマ、あった。

土地勘もなく闇雲に歩き始めて数十秒、いいスキマがあった。さすが下町キングである。銀座や木屋町通とはちがう住宅街なので、これまでの「いいスキマ」の条件からは逸脱するのだが、ここのスキマの特徴は


ドアがついてること。

ドアがついてる、イコール

開けて通るひとがいる。

つまり、ひとひとりが通ることができる(はず)という条件だけは満たしている。


もはやひとり分どころか半人分くらいだが

せまければせまいほどイイのでそこは問題ない。

このスキマ、ドアがついていて住人専用となっているわけだが、どちらのお宅の管轄となっているのか気になるところではある。しかし、住人それぞれの工夫がドアにあらわれているのもおもしろい。


いかにも下町っぽいお宅には下町っぽいドア

新しめのタイルのお宅にはオシャレなドア

そしてもはや概念としてのドアもある

夢中でスキマを撮ってたら、おじちゃんが「それを撮るのならうちのかぼちゃも撮れ」と作物の解説をしてくれた。


大きな地図で見る
地図で見るとこのあたりの、いかにもぐねぐねとしていいかんじの道を中心に歩いています。


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