06:30(現地時間) バンコク
ここまで来ておいて一つだけ心配だったことがある。いくらバンコクが都会とはいえ、この時間まで開けているお店はあるのかということ。ガイドブックをいくら読み込んでも朝まで開いている飲み屋の情報は載っていなかった(タイといっても広いのでバンコク以外にも選択肢はあったのだけれど、一番お店が多そうなのでここにしました。トルノスでは都市単位で予約できます。)。
どうしよう、お店が開くまで待たせるのはさすがに申し訳ない。
しかしそれは杞憂で、タクシーを降りるとすでに町のいたるところから美味しそうな匂いがしていた。開いているのだ、お店。夜の続きじゃなく朝が早いのだ、タイは。
オープンテラスの洒落た居酒屋があったのでここを二次会の会場としたい。
全体的に見たことのない食べ物ばかりだし、メニュー表も張り紙もないのであきらめて指差しのみで注文を済ます。
二次会なので食べるよりもお酒が飲みたい、と途中まで(飛行機に乗ったあたりまで)思っていたのだけれど、いざ席に着くと食べられちゃうものですね。
二次会、始めます!
それではいよいよ二次会を始めたいと思う。遠いところまでよく来てくれました。
一次会のお店を出てからいささか時間が経ってしまったが、これはまぎれもなく二次会である。先のことを考えると怖くて飲めなかった一次会の分までビールを飲みたい。
二次会までの道のりを振り返っての達成感もたいしたものだが、この暑さの中で飲むビールのうまさは笑っちゃうくらいだった。
それから適当に注文した料理もぜんぶ感動的に美味しかった。日本で食べるタイ料理が洗練された作品だとすると、ここの料理はオリジナルの力強さを持っている。たまたま入ったお店が大当たりだったのだ。僕らはついていますね、地主さん。
豚の角煮みたいな食べ物。甘辛く味の染みた揚げ豆腐みたいな何かがすごくおいしい。
レッドカレーのように見えるがまったく辛くない食べ物。スパイスがたくさん使われていて厚みのある美味しさである。夢中で食べた。あとからやってきたタイのお坊さんもこれを注文していたので、きっと人気メニューなんだと思う。
大満足の二次会である。すでに一次会でなに食べたかとかまったく忘れた。
遠くまで付き合ってもらった地主さんにも満足げな顔をいただいたので、たたみかけるようにもう一軒行っておきたい。三次会もありますよ!