さかのぼること48時間
今回の記事は航空券・ホテルの予約サイト「トルノス」とのコラボ企画なのだけれど、だから言うわけではないがまさか出発の2日前にチケットを手配して間に合うとは思わなかった。2日前というか、チケット取ったのが正確に48時間前なので、実質一次会の前日の夜中である。ワンダフル。
このスピード感を知ってしまうと来るべきゴールデンウィークだって、連休始まってからチケット取って間に合うんじゃないかとすら思えてくる。
ネット経由でチケットを予約し、決済をすませe-チケットを発行する。手軽だ。お店に電話したり会費を集めたりとかしなくていい分、飲み会の幹事よりも楽である。さすがにもうちょっと苦労した方が心の準備もできるかと思うのだが、このくらいスピード感があるとようやく「思い立ってすぐ」と言える気がする。
自由旅行の良さをフルに使う
航空券や宿泊を自分で選んで手配する自由旅行のいいところは、いろいろ調べているうちに現地のことが予習として頭にはいるところだと思う。自分が行く場所の近くに安い宿はあるのか、治安はどうか、銀行は、最寄り駅は。すべて現地での自分の安心に直結するので否が応でも真剣に調べることになる。ここで旅のテンションが一気に増す。すべてガイドさん任せのツアーにはない楽しさ、そして緊張感である。
00:20 羽田空港離陸
というわけで話は今回の旅に戻る。
すべてを受け入れた地主さんは僕が買っておいたタイの旅行本を食い入るように読んでいた。旅のテンションを高めていたのだろう。口数はいつもより少なかった。
ちなみに地主さんが寝巻きみたいな服を着ているのは今日飛行機に乗るのを予想していたからではなく、これが彼の普段着だからだ。いま若干失礼なこと言ったが普段着のまま旅に出られることを強調するためなので許してもらいたい。
夜の飛行機なので着くまで寝るだけだろうと思っていたのだが、飛んですぐに食事が出た。かなりうまいおかゆだった。おかげで一気に宴会の締めみたいな気分だが、まだ一次会と二次会の間である。
今回の旅の道連れ地主さんは、以前ニュージーランドに行ったことがあると言っていた。近場の韓国とか台湾とかとは違い、普通なかなか選ばない遠地だ。きっとかなり旅慣れているのだろう。
そう思って機内でいろいろ話を聞いてみたら、ニュージーランドは高校の修学旅行で行ったのだとか。それより前も後も海外経験はないとのこと。え、そうなの?でも大丈夫です、チケットは手配済みだしそれ以外に必要なものは特にないので。
05:20(現地時間) バンコク
緊張と興奮とでほとんど眠れないまま7時間のフライトを終え、バンコクに到着した。まだ夜明け前である。
タラップを降りた瞬間、濃くまとわりつくような亜熱帯の空気を感じる。異国来た!と実感する瞬間だ。国内での二次会ではけっして感じることのできない期待感である。
ほんとに来た、という達成感にひたる間もなく一行は二次会へと向かう。荷物がないので入国が異様に楽だった。
二次会会場まではタクシーを用意しておきました(日本語通じないですが)。
夜明け前の町を走る。ここだけ見ると首都高あたりを走ってるみたいに見えますね。
空港からタクシーを飛ばすこと1時間。町に着いた頃にはちょうど夜が明けていた。
タイの代表的な移動手段トゥクトゥク、そしてハト。
着きましたよ、さあ行きましょう!二次会。
一次会の会場を後にしてからすでに9時間くらい経過しているが、それは移動だから仕方がない。むしろほぼ予定通りの時間に二次会が始められそうで幹事としては一安心である。
では行きましょう!二次会!旅の疲れはもう忘れました。