ふたつの10万がひとつになる瞬間

ライフネット生命 本社である。今回の企画趣旨を説明する（前ページでおなかをすかせて待っているというのは話を盛りました）。納豆10万回のフィニッシュは出口社長にお願いした。

10万という数字のすごさを実感した。たいへんなことである。納豆はぐるぐる混ぜればいいのだが、保険は1件1件の先に人、しかも生命があるのだ。
感動的に書いたが、納豆と生命保険に関係がないのが痛い。（0回からのアニメーションはこちら）

10万納豆、食べてください

10万件を突破した経営者のおふたりに10万回の納豆を食べていただく。

………こういうセリフは言ってなかったと思う。
寝てないので幻聴を聞いたのかもしれない。ただ写真を見ると「苦笑」という表現がぴったりの表情をしているのが気がかりだ。

だがお二人からはこのようなコメントをいただいた。
出口社長：
味わい深い。世界史の人物に例えればオランダのウイリアム3世のよう。フランスのルイ14世とずっと対峙したウイリアム3世のねちっこさを思い出す。
岩瀬副社長：
思い出の地、ロンドンで食べたキャラメルを思い出した。3000回かき混ぜた納豆が軽快なフランス音楽なら、10万回は重厚なドイツ音楽に例えられると思う。

知性あふれるコメントである。正確にはこのコメントのあいだに「うーん。………強いて言えば…そうだなあ…」という言葉がなんども入っているのだが、読みにくいのでカットした次第である。