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とくべつ企画  
 
車で鉄板焼きはできるのか

焼肉食べたい

鉄板焼きの主役はやはり肉。肉食べたい。 ということで、カルビとロースを準備。


そういえば昨日ジャンボステーキ食べました。

焼かせていただきます。

4.肉を焼く。


ジューっ!とは聞こえない。卵に変化は無し。

肉を焼いたときの音はしない。


味付けに岩塩と黒胡椒を用意。が、使わなかった。

車に塩かけて放置してたら錆びそうだし。

奥がカルビ。手前がロース。
約5分後。ひっくり返すとロースの色が変わっている!

こんなに熱いのに。

カルビ、変わらず。

近所の人が見たら、いたずらにしか見えないだろう。

目玉焼きをあきらめる

子どものころから思っていたこと。「車のボディ熱で目玉焼きはできるのか」。


1秒触れないくらい熱いのに。
少し焼けたというより温まったといった感じか。

できなかった。いや、今回はたまたまできなかったということにしておく。

そこで方向転換。目玉焼きでは厚すぎる。熱の伝わり方が遅いはず。
ならば薄くしてみよう。目玉焼きをかき混ぜて、薄焼き玉子にしてしまおう。

 

5.目玉焼きを薄焼き卵に


えいっ!

人の車の上で卵をかき混ぜることは2度と無いでしょう。

まぜまぜ...
まぜまぜ...

混ぜていくうちに、油をひいてない場所に卵が!大丈夫かな...

油がひかれていない区域に侵入しました。

なんとなく固まってきた気がする。

5分後。固まってきているよ!

どうなるのこれ...

10分後。半熟たまごに。鳥の糞ではないです。

ビーフジャーキーができあがってしまった。
まぐろの炙りっぽい。

30分後。

固まった!...のか?たまごにみえない。

玉子焼きってこんな色してましたっけ?

白身が大量に流れていってしまったのでこんなに黄色いのか。
玉子も肉も、焼けたというより乾いたと言ったほうが良さそうだ。
炎天下に肉を放置しておけばビーフジャーキーっぽいものができあがる。

6.再調理して美味しくいただく

さすがにこのままでは食べたらいけないような気がした。


普通に焼けば普通に美味しい。

なので残った食材に混ぜて美味しくいただきました。

 

片付ける

今回は人の車で実験したので、借りた時よりもキレイにして返さないといけません。 このこびりつき具合からみて、家庭の水道の水圧で洗っても落としきれない。ケルヒャー高圧洗浄機ください。

こんなときは洗車場しかない。


キレイに取れるのだろうか...

7.洗車場で車を洗う

 

高圧ジェットでこびりつきを落とす。

これは手強そうなこびりつき具合。
なかなか落ちない。

高圧ジェットで当て続けること4分。見た感じではキレイに落ちた。良かった。
しかし借りた時よりもキレイにして返すのがマナーというもの。
このまま洗車機にいれて、ポリマー加工までしました(1000円のコース。経費でお願いします)。


キレイに落ちた!と思いきや。
うっすらと白身の痕が残っています。

これでキレイに返すことができた。と思いきや、よーく見てみると油をひいてなかった場所にうっすら痕跡が...。
ああ、ポリマーかけてしまったよ。
流れ落ちた白身のことを忘れていた。そこは洗っていない。ドアの間で固まっていなければいいが...

やめておいたほうがいい

真夏の昼下がり。子どものころから思っていた謎が解明できた気がする。
車のボンネットやルーフでは目玉焼きは作れないと。
しかし、小道具を使えば(レフ板や虫眼鏡など)薄い食材は焼けるはずだ。

今回は、卵や肉が焼ける前に自分が日焼けしてしまった。
沖縄は紫外線量が内地の2倍くらいあるんですよ。

次回はホットケーキや薄い食材で挑戦してみようか。
車でホットケーキなど、焼かせてくれる方がいましたら、DEEokinawaまでご一報ください。


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