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ロマンの木曜日
 
土佐名物、芋けんぴ食べ比べ
全12種類の芋けんぴを食べ比べてみました

私は芋けんぴが好きだ。

細く切ったサツマイモを油で揚げ、砂糖でコーティングした高知県の郷土菓子。程よい硬さが作り出す歯ごたえ、口の中に広がる甘さとサツマイモの風味。一度食べだすと袋が空になるまで止まらない、魅惑の菓子である。

先日の遍路の際、私は高知県のスーパーで芋けんぴをしこたま買い込んでおいた。今回は、それら芋けんぴの食べ比べをしてみたいと思う。

木村岳人
(きむらたけひと)
1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。これからも、古道を歩いていきたいです。


高知県は芋けんぴの品揃えが凄い

私が芋けんぴを買い漁ったのは、高知県と愛媛県との境にある町、宿毛だ。

高知県を出るにあたり、突如芋けんぴを買わねばとの使命感に駆られ、宿泊地の近くのスーパーを周り、ありったけの芋けんぴを購入したのである。

宿毛のスーパーで買った芋けんぴ(の一部)
それを実家に発送しました

驚くべき事に、たった2件のスーパーしか周らなかったにも関わらず、8種類もの芋けんぴを手に入れる事ができた。

関東などでのスーパーでは、芋けんぴを置いていたとしてもたいていは一種類、良くてせいぜい二種類程度であるが、高知県の端っこにある宿毛でさえも平均四種類。この芋けんぴの品揃えの良さは、さすが高知県だと思った。

それでは、食べていきましょうか

今回、食べ比べる芋けんぴは全部で12種類。

高知県から送った8種類の芋けんぴに加え、私の地元である神奈川県のスーパーで手に入れる事ができた4種類の芋けんぴを足してみた。

なお、食べ比べには妹にも協力してもらいました

なお、今回の食べ比べでは、サツマイモに目がないと家族間でもっぱらの評判の、妹にも協力してもらう事にした。

私一人では、モノによって評価が偏ってしまうかもしれない。それを防ぐための、いわゆる、セカンドオピニオンである。

さてはて、どのような結果になりますやら。


澁谷食品
「よさこい芋けんぴ」
南国製菓
「芋けんぴ」
南国製菓
「土佐こいよさこい」
寺尾製菓
「芋けんぴ」
芋屋金次郎
「細切り芋けんぴ」
高知県特産品販売
「国産生姜入り芋けんぴ」
南国製菓
「細切り塩けんぴ」
横山食品
「芋けんぴ」
澁谷食品
「黄金千貫芋けんぴ」
村田製菓
「芋けんぴ」
村田製菓
「味好百菓 芋けんぴ」
村田製菓
「芋かりんとう」

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