都庁の約2.6倍、高い王スカイツリー

243mの都庁には通用したが、東京スカイツリーはそれを圧倒的に上回る634m。 逆に言うと、そこで通用すれば日本中のあらゆる高層建築に対応できることになる。

ここまで近づくと見上げるのもツライ。 ちょっと見ない間にまた大きくなっちゃって。

もはや記念写真というより犯行写真の様相を呈している。 このときのカメラの角度はいくつぐらいか。

数字にすると都庁から10度しか変わらないからいけそうな気がするが、 肉体的に感じる角度はだいぶ違ってくるだろう。ひょっとしたら死んでしまうかもしれないが、 そのときはこのときの記念写真を遺影にしてほしい。

考えてみれば逆にいままで起こらなかったのが不思議。 それにしても記念写真が心霊化してしまうのは大きすぎるリスクである。

記念写真一つ撮るのにここまでする必要があるのかどうかは分からないが、 そうまでして撮る記念写真はかっこいいと思う（強引な理由付け）。

高さ634mを誇るスカイツリーにもこのゼログラビティ法は通用した。 しかも高い分パースの差が大きく強調されてて、 特殊効果みたいなけっこうおもしろい写真になってる。

そしてどの写真も微妙な含み笑いなのは、なにかが吐きでそうなのを堪えてるからかもしれない。