インターネットの世界ではどんな猫をも一網打尽に懐柔していたねこじゃらしだが、リアルではまったくの不人気だった。
モップに古い歯ブラシをくっつけたもので代用したのがまずかったのかもしれない。
…とにもかくにもまずは猫の気を引かなくては話にならないので、次の一手に移行したい。
マタタビ作戦
「ネコにマタタビ」という言葉はよく聞くものの、じっさいマタタビが猫にどんな効果をもたらすのかは知らなかった。
Wikipediaの「ネコ」のページにはマタタビについての記述があるのだが、マタタビの匂いを嗅ぐとネコは陶酔感をおぼえ、恍惚として身もだえるという。これを「フレーメン反応」というらしい。
なんでもフェロモンを感じるヤコブソン器官がマタタビの成分に反応するとかしないとかいう話だ。正直よく分からないが「フレーメン」という響きはなんとなくドイツっぽいのでうまくいきそうな気がした(「ハーメルンの笛吹き男」はドイツの民話)。 |