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土曜ワイド工場
 
エスカレーター愛しの丸型ステッカー鑑賞会

お日様タイプ

スタンダードタイプのちょっと前に存在したと思われる、お日様タイプである。


注意喚起のオレンジのギザギザが思いのほかのかわいらしさを演出
しかし赤色の宿命か、時を経るとギザギザから消えていく…。

あしあとの大小が親子をあらわしていたりなど、こちらも味わい深い演出になっているのだが、特筆すべきは、エスカレーターの「なんか無限につづいていきそう感」あふれる描き方だとおもう。
ここに女の子がひとりで立つと、このようになる。


シュルレアリスムの絵みたいにもみえる。タイトル、幼児とエスカレーター。

 

ピノキオタイプ

つづいてはオレンジと黄色のポップなカラーリングのタイプ。


このタイプは彼が主役。勝手にピノキオと呼んでいる。

親子タイプは、ちょっと頭が離れてしまっているがたぶん同一人物。
軽快に足をあげる彼も、同一人物とふんでいる。

目がうつろ!とか、前髪5本!とか、このあたりになってくると、デザイン自体へのつっこみポイントがいろいろあって、実に愉快である。このシリーズを見つけた日は、ちょっと幸せ。

 

ひし形タイプ

さて丸型が可愛くて好き、という話をしてきたが、エレ協公認のステッカーの古いもので、ゆるいひし形タイプというのがある。


すっかり親子が写実的。
エスカレーターも擬人化。

そして、さらに古いものはこうなる。だから赤は使うなとあれほど…

イリュージョン…?

これは、渋いひとり乗りエスカレーターが魅力的な、都営三田線の御成門駅にある。ひとり乗りなので、子どもは前に乗せて、しっかり抱えてようね、というメッセージなのだが、エスカレーターのステップが先に消えてしまって、なにかのマジックをしてるみたい。

これを紹介する日がきて私は満足だ。

 

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