手作り油揚げで揚げ納豆

豆腐フェア最後の企画は「手作り揚げで揚げ納豆を作るワークショップ」である。
僕は油揚げの中に納豆を詰めてさっとあぶった「揚げ納豆」が非常に好きである。
どうしてこのようなうまいものがこの世にあるのか。
火薬、羅針盤、揚げ納豆と、世界の三大発明に数えられてもいいのではないだろうか。

先人の知恵を借りる

手作り油揚げは以前当サイトで高瀬さんが挑戦していた（→こちら）。
なかなか大変そうけれどもおいしそうなので、僕も一度挑戦したいと思っていた。
高瀬さんの記事と共に、この手のことならほぼ完全に網羅しているサイト「男の趣肴」を参考にしながら作っていこう。

揚げできた

先人達の叡智のおかげで、油揚げはできあがった。
豆腐を切る際に失敗してしまったところに亀裂が入ってはいるが、それ以外はかなりいい感じに油揚げである。
このまま食べてしまいたいところだが、目指すは揚げ納豆である。

納豆をいれましょ

納豆を詰めるために揚げを半分にしたところ、その断面の美しさにおののいた。
揚げ納豆も好きだが、いなり寿司も好きな僕としては、これを甘辛く煮て酢飯を入れたい衝動に駆られたが、ここは初志を貫きたい。

なんだこりゃなうまさ

出来たての油揚げだったのでそうする必用もないかと思ったが、揚げ納豆の定則どおりに、納豆を詰めた油揚げをさっとあぶった。
やはりあぶることに意味はあったようで、とても香ばしいにおいがただよってきた。
興奮を抑えつつ、しょう油をたらりとまわしてかぶりついたのだが、その瞬間、僕の中で揚げ納豆革命が起こった。
A.N.レボリューションだ！
A.N.は揚げ納豆の略だ！
サクッ、フワッ、ネバッとしている。
ありゃりゃりゃ、うまいわ。
特に豆腐と納豆のなんかぶわっとしたおいしさがおいしい。
豆と豆は相性がいいらしいが（→こちら）、まさしく豆&豆のハーモニーがフォルテッシモで迫ってくる。
手作り揚げで揚げ納豆ワークショップも大成功だ。