冷や奴 VS 湯豆腐
さて、「豆腐フェア」続いてのイベントは「冷や奴と湯豆腐どっちがうまいのか」を探るシンポジウムだ。
食べくらべたことがあるか
僕は調理が簡単なので、よく豆腐を食べる。 その際、冷や奴にしようか、ひと手間かけて湯豆腐にしようか迷ってしまう。 限られた人生をできるだけ有用に過ごすために、迷いは少しでも排除しておきたい。 しかしこれまで、冷や奴と湯豆腐を食べくらべたことはない。 もし本日冷や奴か湯豆腐かが決まれば、冬でも冷や奴、夏でも湯豆腐という生活に改めようと思う。
条件をそろえる
冷や奴と湯豆腐、条件をそろえるため、薬味はカツオ節と青ネギに決めた。 そしてしょう油をたらす。
豆腐はうまい
できあがった冷や奴と湯豆腐を食べくらべてみた。 まず感じたことは、豆腐ってうまいなあということである。 冷たくても温かくてもそれぞれのおいしさがある。 しかし、これでは結論が出ない。 どちらか判断するのは心苦しいが、いまは決断の時である。 すまん、おふくろ。
水分で湯豆腐のしょう油が多く見えるが、だいたい同じくらいかけた
僅差で湯豆腐か
豆腐の味が濃いのは冷や奴のような気がする。 しかし、甘くてまろやかなのは湯豆腐の方だ。 それに、カツオ節とネギとしょう油が昆布ダシにくるっと包まれる感じのおいしさがある。 豆腐の力強さを楽しむなら冷や奴だが、総合的なおいしさでいうと湯豆腐にやや分がある。 ということで、僕は今日から湯豆腐になる。 これがこのシンポジウムの結論だ。