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フェティッシュの火曜日
 
おれがソーシャル3D

白い服 vs 地味な服

比較対象として編集部の石川くんに協力してもらい(黒いコートを着ていたためむりやり連れてこられた)、3D写真ではいかに白いスーツが有効かであることを検証したい。

という主旨だったが3Dで見なくてもどちらが飛び出しているか一目瞭然である。

地面と同化してどこにいるかわからない(3D表示
くっきりとわかる。すでに3D。(3D表示

左の写真では後ろの親子がカメラを気にせず遊んでいるのだ。石川くんが保護色だったのでそこに人がいることに気づかなかったのかもしれない。

白いスーツであればそんなことはない。周囲に人を寄せ付けない3D力。ソーシャルでありながらロンリネス。うっかり現代のコミュニティを言い表してないだろうか。こんにちは冠二郎です。

 

白いスーツといえば縄ばしご

白いスーツといえば縄ばしごである。省略して書いてしまったが、白いスーツ→かっこいい→ヘリコプターにぶら下がった縄ばしごで去ってゆく→わははは→片手にブランデー、という連想である。

普段着だと準備のいい柿泥棒である(3D表示
白いスーツだとアクションシーンのようだ!(3D表示
ブランコにかけた縄ばしごに登ろうとしてはしごが壊れた瞬間(3D表示

はしごは自作だったので登ろうとした瞬間に壊れた。壊れた瞬間もジャッキーチェンの映画の最後のNGシーンのようだ。ヘボい悪役っぽさは否めないが。

まったくの余談だが、縄ばしごが壊れた瞬間、1時間ほどかけて作った記憶が走馬燈のように蘇った

 

後ろにいたって目立っちゃう

白いスーツは3D映えするが故に、遠くにいても浮かび上がってしまう。
後ろが気になる(3D表示
矢印をつけたくなるぐらいわかりにくい(3D表示

右の写真を3Dで見ると遠くにいる石川くんがうっすら半透明になっているように見える。背景のトラックが透けているのだ。

3Dカメラもこの人を浮かび上がらせるべきか背景の一部にしようか迷っているようだ。

遠近感を揺るがしかねない目立ちかた(3D表示
同じブランコでもより飛び出ているように(3D表示

左の写真を3Dで見ると、遠くにいる白い人が手前の人より浮き出ているという写真になっている。そして手前の編集部石川はへんな服を着てきたいとこのお兄さん(ヤンキー)と写真を撮っているような風情である。

右のブランコ写真、3Dで見ると実は左の地味な服のほうが立体感がある。白いスーツは白が飛んでしまって凹凸が感じられないのだ。飛び出ようとするばかりに3Dの向こう側に行ってしまった。うっかりもうすぐ4次元だ。

さて、次のページでは白いスーツで街を歩いて発見したソーシャル3Dのコツを披露したい。新しい3DのTIPSである。



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