写真のなかで明るい部分は目立つ。
右の写真では明るいちょうちんが周囲から浮いて見える。3Dで見るときちんと飛び出しているのだが、2Dでもなんとなく浮いている。
写真は明るいところが飛び出したかのように見えるのだ。
この点を利用し、3D時代のファッションについていち早く提案したいと思う。(林 雄司)
(3Dメガネがあると楽しめる記事ですが、なくても楽しめると思います。なぜなら町でへんな格好している記事だから!)
白いスーツが3Dに向いている
明るい服。液晶や有機ELでピカピカ光るスーツがあればベストだが、いちばん身近なのは白いスーツではないだろうか。昨年の政治シーンで蓮舫ばかり目立っていたのは彼女が白いスーツでひとりだけ3Dだったからである。
冬というせいもあって街行く人の服装は暗い。そのなかに白いスーツで立つだけでもじゅうぶん浮かび上がることができる。
3Dで見ても浮いているのだが、社会的にもじゅうぶん浮いている。流行りの言葉で言えばソーシャル3Dである。30年前に野口五郎が着ていたスーツがソーシャルだったとはザッカーバーグ(フェイスブック創業者)も驚きであろう。
あ、いまおれソーシャルに3Dだなと悟ったのはすれ違いざまにものすごく見られることで気づいた。ネットの世界なら「いいね!」ボタンを押してくれるところだが、リアルではみなシャイなので目線を送ってくれるだけである(職業的ポジティブシンキング)。
3Dスーツ(白いスーツ)は借りた
白いスーツは買おうと思ったがどう考えても今回以降着る機会が少なそうなので借りることにした。貸衣装店である。
貸衣装のお店にあった在庫はこのようなものが目立った。
白いスーツはこのジャンルに入るのかと思うと不安であったが、会社の近くに貸衣装の店を見つけたのは発見だった。これから当サイトにやたらと着ぐるみが登場するかもしれない。
白いスーツを着てみると予想していたタランティーノの映画のような雰囲気ではない(図々しくもそういう予想でいました)。白いセンチュリー21か派手なタクシーの運転手のようなただずまいである。
そうだこれは冠二郎だ。
ではこの冠二郎スタイルがどれほど3Dに威力を発揮するか、比較して検証して行きたい。あ、冠二郎スタイルじゃなくてソーシャル3Dだ。