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はっけんの水曜日
 
ミニ独立国はどうなったのか

銀河連邦特産品

サガミハラ共和国には銀河連邦の特産品を売っている市場があるらしいので、そこへ向かった。
銀河連邦という壮大なイメージの言葉のとなりに「特産品」というなんともお茶の間的な単語が並んでいるという不思議さに心が引かれる。


市場の駅という、何ともいえない名称の施設

相模原の卸売市場に併設された「市場の駅」という店舗の中に、銀河連邦の特産品コーナーがあるという。


あった

各国の特産品がずらり

どこの町にでもありそうな、卸売市場外の市民市場の一角に「銀河連邦」というややミスマッチなボードが掲げてあり、そこに各国の名産品がずらりとならんでいた。
ただ、「各国」とはいっても全部日本国内で、デパートでときどきやっている「全国うまいもの市」のコンパクト版という感じだ。


スーパーのワンコーナーとなっていた

一応値札カードに「銀河連邦」の文字はあるが、それぞれの商品はごく普通の地方特産品といった風で、特に共和国を全面に押し出してはいない。
でも逆にそれが、その地方に行かなければ目にすることがないような普通の名産品とわかり、うれしかった。

地方の道の駅が集まった感じ
広めのスペースがとってある

店内には銀河連邦のポスターが

店内の壁には銀河連邦のポスターが貼ってあり、買い物客はここで「銀河連邦なんだな」と意識することになるだろう。


各国のポスターが

うどんとゆずこしょうを購入

せっかくなので、なにかサガミハラ共和国名物をと思い、うどんとゆずこしょうを購入してきた。
銀河連邦みやげというにはかなりのギャップを感じざるを得ないチョイスだが、おいしそうなのでこれでいい。



地粉を使ったよもぎうどん
藤野(相模原の地名)産ゆずこしょう

本当は「サガミハラ共和国入国証」とか「パスポート」とか、そういうのが欲しかったのだが、どこで入手できるのか、そんなのがあるのかどうかもわからなかったので、その代わりにうどんをゆでて食べる。


そばみたいですがうどんです


ゆず風味よもぎうどん

よもぎの香りがさわやかなうどんに、すこしゆずこしょうを入れると、味がピリリと締まってとてもおいしかった。

うどんとゆずこしょうなんて、確かに「銀河連邦」という言葉とは一切結びつかない感じがするが、でも銀河連邦がなければ僕はこのメニューを食べる機会はなかったわけで、そういう意味ではミニ独立国は意義のある存在だということになる。


あたたまります


大金いかんべ共和国

続いては栃木県南那須町にかつてあった「大金いかんべ共和国」のその後をを紹介しよう。


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