焼くことはあるからなんとかなるだろう
ここから果物系を生姜炒めにしていきます。まずこちら。
果物系生姜炒め。最初の1品はリンゴ生姜炒めです。焼いてシナモンかけたりするお菓子はあるので、「生姜で炒めればなんとかなる理論」も有効でしょう。
2、3mmぐらいの厚さに切って炒めてタレを絡めてみました。出来上がったリンゴ生姜炒めがこちら。
リンゴ生姜炒めは醤油の照りの出たいい感じの炒め物になりました。醤油と生姜の香りの間にリンゴの香りも感じます。
リンゴ生姜炒めは、醤油のしょっぱさと生姜の風味にリンゴの甘さや香りが加わって、どことなくサイダー的な味を感じます。割とイケる味です。こういうお菓子があってもいい。
妻も「お菓子としてなら割と美味しいかも。ご飯は絶対無理」との感想。元が果物ですからね。米の飯と一緒というのは無理がある。それでも一応「生姜で炒めればなんとかなる理論」はある程度有効だったでしょう。次いきます。
これはダメだ
リンゴが思った以上に成功したので、他の物にも期待を持ちつついってみます。お次はこれ。
ミカン生姜炒めです。缶入りミカンをサッと炒めてタレを入れて、全体にタレが絡んだら出来上がり。完成品がこちら。
見た感じは醤油の照りがミカンのオレンジ色に映えて美味しそうです。しかし、食べた瞬間それが大きな間違いであることに気づく。
まずミカンの甘い味と香りが生暖かくブワッと口の中に広がります。ウッ!と思った直後、それと全く正反対な醤油と生姜の味が襲ってきます。非常に不味いです。
「不味い!そもそも焼きミカンとか暖かくしたミカンが私は苦手なんだけど。ミカンを炒める意味が分からない!」と妻からも完全否定の評価が下りました。ついでに「作ったのだから責任持って食べて」とも。1つでも食べるの辛い味なんですけど・・・
「生姜で炒めればなんとかなる理論」はここに来て最初の敗北。いや、いや、まだこのぐらいでは揺るがない。リンゴの例もあるからもうひとつぐらいやってみます。
不評だが料理に使われている例はある
続いてこれ。
炒められたパイナップルは種をとって調理した瓜にも見えます。缶詰なのでパイナップル自体の香りはそれほど感じません。ほぼ醤油と生姜の香り。
パイナップル生姜炒めはミカンとは逆に、醤油と生姜の味が先に来ます。その後に控えめにパイナップルの味が出てくる。酢豚に入っているパイナップルもこんな感じだったか。食べられないわけではないものの、好きな味とは言えません。
一緒に食べた妻からも「食べられない程決定的に不味いということはないわね。でも、私酢豚に入っていたパイナップルは好きじゃなかった。」と、パイナップルを料理に使うことに否定的。なんとかなるとは言えないか。
果物系はかなり悪い結果に終わりました。「生姜で炒めればなんとかなる理論」は果物には適用しない方がいいようです。では野菜、果物ときて、お次はお菓子系を生姜炒めにしてみます。